2月21日ホテルニューオータニ大阪にて、日中平和友好条約締結40周年記念第2回西日本地区日中友好交流大会が、二階俊博自由民主党幹事長、程永華駐日大使を始め、各界から多数の出席を賜り盛大に開催されました。当会からは、安見副会長、許副会長、宮崎理事が出席しました。
<大会宣言>
日中友好の進展を心から願う西日本地区の私たちは、今日ここに一同に会し、「第2回西日本地区日中友好交流大会」を開催いたしました。
本年は、日中平和友好条約締結40周年という節目の年に当たります。40年来、あらゆる分野において両国関係が前進し、豊かな成果を収めました。特に関西などの西日本地区では「民を以って官を促す」というよき伝統を活かしながら友好交流を進め、日中関係の健全かつ持続的な発展に大いに貢献してまいりました。
日中関係は現在、改善に向かっていますが、なお、順風満帆とはいえない状況にあります。「新時代」に入った中国と日本の民間の私たちとが「友好伝統を受け継ぎ、共によき未来を築く」という趣旨のもと、日中友好の新たな高まりを目指す所存です。私たちは両国民の相互理解、相互信頼の醸成を図り、地方と民間交流を促進し、日中関係のさらなる改善と発展にはずみを付けるため、この大会を開催しました。
大会においては、自由民主党幹事長・二階俊博先生、中国駐日大使・程永華先生の基調講演をいただき、続いて『歴史を振り返り、未来に向けて』というテーマでお話をしていただきました。交わされた意見、提案はいずれも建設的で意義深いものであり、本大会開催の趣旨が達成されたと参加者一同確認しました。
今後の日中友好交流が、日中共同声明など4つの重要政治文書の原則と精神に則って、さらに拡大、発展し、両国民の世世代代にわたる友好に資するのみならず、アジア太平洋地域及び世界の平和と発展に対しても重要な貢献を行うことを切に願い、私たち一同がこれに向けて結集、努力することをここに宣します。