法人部会が主催する第十回サロン会が9月20日「北京料理 徐園」にて開催され、46名の多方面からの参加があり、盛況のうちに終わりました。今回は当会副会長の許衛忠氏に講演をお願いし「中国越境EC総合試験区の現状と今後」について実務を含め仕組み、将来性などを熱く語っていただきました。
現在中国沿海部の13都市で保税特区としてEC越境ビジネスが認められていますが、今年度中に北京、フフホト、瀋陽、長春、ハルピン、南京、南昌、武漢、長沙、南寧、海口、貴陽、昆明、西安、蘭州、厦門、唐山、無錫、威海、珠海、東莞、義烏の22都市が追加公認されます。
今回のサロン会開催に当たりの李天然駐大阪総領事からも祝辞を頂いており、中国は明らかに量から質に転換しつつあるとの認識のもと中国市場は日本の輸出企業にとり相互経済発展の一翼を担うことになると確信しています。
この度関西日中平和友好会「中国越境EC総合試験区の現状と今後」セミナーが成功裏に開催され、御祝いの意を表したく所存でございます。
中国は今、経済・社会発展の新時代に入りました。民生建設に力を入れ、経済成長の「量」から「質」重視に転換し、国民生活向上を実感させるように数多くの新産業を育もうとしています。国境ハードルを越えた越境ECは正にその一つです。インターネットの力を通して、生産と消費の地理的距離を縮め、交易手続きを便利化し、国民に快適な消費生活を享受させるとともに、経済を起爆させます。
改革開放依頼、沢山の日本企業が中国に進出し、中国の経済発展や民生改善に貢献しています。日本製品も多くの中国人に評価され、愛用されています。新時代に入った膨大な中国市場は必ずや日本企業に絶好な発展機会を齎してくると確信しております。
中国越境EC総合試験区を巡り、活発な議論と有意義な成果を期待すると共に、関西日中平和友好会のご発展と皆様のご健勝とご多幸を祈念しております。
中華人民共和国駐大阪総領事
李天然
二〇一八年九月吉日